2年以上の建設期間を経て、海南西環鉄道の総合調整・試験が始まった。世界初の島を巡る高速鉄道が、間もなく開通する。科技日報が伝えた。
海南西環高速鉄道は、海南島西部の沿岸部沿いを走る、海南省の複線1級電化鉄道だ。総延長は345キロで、複線1級電化貨物・旅客鉄道として設計されている。設計上の時速は200キロ。
中国中鉄四局集団が77.648キロの線路の敷設を担当する。作業内容には、立ち退き、土地収用、築堤、橋梁、トンネル、レール、駅と周辺施設などが含まれる。プロジェクト竣工後、海南省西部沿岸の市・県間の時間的距離を大幅に短縮し、海南東環鉄道と島を巡る高速鉄道網を形成し、島の「3時間経済圏」を構築する。