中国国家航天局の李国平報道官が11日に発表した情報によると、中国の次世代大型ロケット「長征5号」が今年下半期、初となる打ち上げ実験を実施する。その打ち上げ能力は中国の現役ロケットの2.5倍に達し、世界トップ集団の仲間入りを果たす。人民網が伝えた。
長征5号はすべてのコア技術の難関突破を終え、地上での重要な実験も完了している。現在は発射場で合同訓練を実施中で、下半期に初の打ち上げ実験を実施する見通しだ。
長征5号の低軌道打ち上げ能力は25トン、静止トランスファ軌道打ち上げ能力は14トンで、中国の現役ロケットの2.5倍に達し、世界トップ集団入りを果たす。また長征5号は無毒・無汚染の推進剤を採用し、グリーンな発展を実現した。