中国商務部国際経済合作事務局とエジプト国家リモートセンシング空間科学局はこのほど、エジプト衛星組立・集積・試験センターの契約を締結した。これは同プロジェクトが正式に実施段階に入ったことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
同センターはエジプトの宇宙事業発展に必要な、重要なインフラプロジェクトだ。同プロジェクトはエジプトの新首都に設立を予定している。建築面積は約6400平方メートル、中国側の投資額は約1億4600万元(1元は約17.8円)。同プロジェクトは衛星組立クリーン工場、一連の組立・集積・試験設備によって構成され、2019年に竣工を予定。エジプトは竣工後、2基の600キロ級衛星を同時に開発する能力を手にし、宇宙事業の基礎能力および人材チームの技術水準を大幅に高めることができる。