2016年04月11日-04月15日
トップ  > 科学技術ニュース>  2016年04月11日-04月15日 >  微小重力科学実験衛星「実践10号」、帰還モジュールの回収が完了

微小重力科学実験衛星「実践10号」、帰還モジュールの回収が完了

2016年04月19日

 中国初の微小重力科学実験衛星「実践10号」は、12日間の宇宙飛行を順調に完了した。その帰還モジュールは18日午後4時30分に、内モンゴル自治区四子王旗の予定着陸エリアに正確に着陸した。帰還モジュールの着陸状態は正常、外観も良好で、捜索・回収任務が順調に完了した。これは中国が打ち上げと回収に成功した24基目の帰還型衛星で、始めて内モンゴルの草原に着陸した衛星でもある。衛星の回収任務の順調な成功は、中国の帰還型衛星の制御・回収技術を証明した。これは中国が宇宙科学研究・応用の面で、確かな一歩を踏み出したことを意味する。人民日報が伝えた。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます