2016年05月02日-05月06日
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原発の蒸気発生器、コア部品の実用化を実現

2016年05月06日

 第4世代原子炉蒸気発生器のコア部品である、熱交換器の初積み出しを記念する式典が、江蘇省宜興市で開かれた。これは蒸気発生器の熱交換器製造技術が大きく進展し、実用化の条件を整えたことを意味する。同ロットの製品は、高温ガス冷却炉のモデル炉に使われる。清華大学原子力・新エネ技術研究院が独自に開発した製造技術をベースとし、江蘇銀環精密鋼管有限公司がマルチヘッド螺旋形熱交換チューブと熱交換器の生産・製造を担当した。同社はすでに熱交換器を年間228台製造する能力を形成している。人民日報が伝えた。

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