2016年06月06日-06月10日
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大学受験生、青い服が適している理由とは?

2016年06月08日

 中国大学統一入学試験が始まり、保護者は子供に有利な環境を整えようと試行錯誤している。専門家は保護者に対して、「服は受験生の心理に知らぬ間に影響を及ぼす。特に心理的な影響を受けやすい子供ならばなおさらだ。そのため上手に服を選ぶテクニックを身につけるべきだ」と提案した。人民網が伝えた。
 色が人の心理と情緒にさまざまな影響を及ぼすことは、科学によって昔から証明されている。しかも人の視覚による感知の67%は、観察中のモノの色によって決まる。受験生の視線は受験中、まず自分の服の色の影響を受ける。そのため受験生はベージュ、水色、黄緑、淡いピンク、ベージュに近い茶色など、柔和な色の服を選ぶべきだ。柔和な色で受験生は気持ちを落ち着け、集中して問題を解くことができる。赤、黄色、エメラルドなどの目立つ色は人を興奮させ、落ち着きを失わせ、実力発揮を妨げる。
 これとは逆に、黒など暗すぎる色の服も避けるべきだ。このような色は気持ちがふさぎがちになり、元気が出ない。そのため入試にあるべき緊張とやる気を引き出すことができず、受験生の実力発揮を妨げる。柔和な色のうち、青や緑は寒色で、最も自然に近い色だ。人の気持ちを落ち着け、冷静にする効果を持つため、受験中の着用に特に適している。

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