2017年01月02日-01月06日
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三北防護林プロジェクト、PM2.5を吸収・除去する一定の効果あり

2017年01月05日

 甘粛省蘭州大学の科学研究者の最新研究報告によると、三北(東北・西北・華北)防護林プロジェクトは、中国北方の大気汚染の原因となっている二酸化硫黄、酸化窒素物、PM2.5を吸収して除去する一定の効果があることを明らかにした。新華社が伝えた。
 同大学資源環境学院の馬建民教授とそのチームの科学研究者たちの分析によると、1982年と比べて、2010年の三北防護林プロジェクトによる二酸化硫黄と酸化窒素物を吸収・除去する効果は60%増加し、PM2.5に関しては30%増加したという。馬教授は、「我々が計算した限りでは、1982年から2010年までに三北防護林が吸収・除去した二酸化硫黄と酸化窒素物の量は110万トンに達した。そのうち、華北地区が三北地域の全体の除去量の約50%を占め、三北防護林が中国北方の大気の質改善に効果があることが伺える」との見方を示した。

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