有人宇宙ステーションの建設段階において、中国は有人飛行任務を4回以上実施する計画だ。中国有人宇宙事業弁公室の楊利偉副主任は、北京市で6日開かれた世界宇宙探査大会の席上で、中国は2020年に有人飛行任務を2回実施すると発表した。新華社が伝えた。
楊氏によると、宇宙飛行士は現在、有人宇宙ステーションの任務に向け準備をしている。また中国は2017年に第3期宇宙飛行士選抜を開始し、選抜範囲を拡大する。空軍パイロットの中から宇宙船操縦士を選抜し、さらに航空・宇宙関連技術の専門分野から、宇宙飛行エンジニアを担当する技術者を選ぶ。