中国航天科技集団公司第五研究院が発表した情報によると、無人補給船「天舟1号」は1日、軌道上でキューブサットを投入した。さらに、地上スタッフがこのキューブサットの位置の特定に成功した。新華社が伝えた。
今回の試験で、中国は初めて宇宙船に軌道上でキューブサットを投入させ、非火工品装置の切り離し・キー解除技術、発射機・キューブサット間接続口マッチング技術、発射機製造の材料・技術保証技術の論証を終えた。これにより宇宙ステーションでナノサットを打ち上げ、軌道上で稼働させる技術の基礎を固めた。
情報によると、このキューブサットは標準的な3U構造で、発射機内に搭載された。今年4月20日に天舟1号と共に打ち上げられ、軌道上で104日間保管されていた。同衛星の主要任務は、関連宇宙新技術の試験と検証だ。