2017年10月09日-10月13日
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「大型機」に言及した第19回党大会報告

2017年10月20日

 今年5月5日に国産大型旅客機C919が大空に飛び立ち、大型機を製造するという中国の100年の夢が実現した。習近平総書記が中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)開幕式で、第18期中央委員会を代表し行った報告に「大型機」が盛り込まれたことで、関係者らは誇らしげに、「初心を忘れず、使命を胸に刻み、大型機の事業に取り組みたい」と語った。科技日報が伝えた。
 中国商飛公司上海飛機製造有限公司浦東基地内では18日午前、従業員が早々と席を埋め、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)開幕式の生中継を見ていた。ここは中国国内最大の、最も先進的な民間航空機総組立・製造基地でもある。
 中国商飛デジタル制御装置加工ライン仕上げ工チームの胡双銭チーム長は、「報告に大型機が盛り込まれていることを聞いた時、誇らしげな気持ちになった。ベテラン工員としてだけでなく、チーム長として、また大型機チームの一人として、仕事に徹底して取り組まなければならず、確かな仕事としっかりした成績をあげ、第19回党大会の精神を貫徹しなければならない。自らの仕事にきちんと取り組み、大型機事業に貢献することで初めて、党中央と習近平総書記の期待に応えることができる」と話した。
 太平洋を隔てた中国商飛米国法人でも、従業員が第19回党大会に注目していた。米国法人の李智氏は、「海外の最前線で働く一般党員として、第19回党大会の開催の情報を目にし、習近平総書記を中心とする党中央の大型機事業に対する心からの関心を目にして、励まされた。またこの使命の光栄さを深く知り、責任の重大さを感じた」と述べた。

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