2017年12月11日-12月15日
トップ  > 科学技術ニュース>  2017年12月11日-12月15日 >  中国医学科学技術論文の発表数が米国に次ぐ世界2位に

中国医学科学技術論文の発表数が米国に次ぐ世界2位に

2017年12月20日

 中国医学科学院医学情報研究所が19日に発表した報告書によると、中国が発表した医学科学技術論文はこの10年間で45万編以上となり、米国に次ぐ世界2位となった。2016年の中国医薬関連特許出願件数は12万件以上で、世界一となった。中国新聞網が伝えた。
 2017年度中国病院科学技術影響力ランキング発表会、第5回中国医学科学発展フォーラムが19日午後、北京で開かれた。中国医学科学院医学情報研究所は「中国病院科学技術影響力評価研究2017」報告書を発表し、その中で中国病院科学技術影響力ランキングを発表した。
 同報告書によると、中国の2007−16年の医学科学技術論文は45万6200編で、米国に次ぐ世界2位となった。2016年の中国医薬関連特許出願件数は12万件以上で、世界一となった。2016年の衛生・健康分野の国家科学技術奨励受給は34件で、全体の12.9%を占めた。
 2017年度中国病院科学技術影響力ランキング(総合)では、四川大学華西病院が1位、中国人民解放軍総病院が2位、中国医学科学院北京協和病院が3位になった。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます