世界初となる太陽光発電高速道路試験区間が12月28日、山東省済南市で開通した。同試験区間は現在すでに太陽光発電を利用して、高速道路の街灯や道路情報板、融雪剤自動散布装置、トンネル、料金所の電力を賄っており、余剰電力はネット接続に利用されている。中国新聞網が伝えた。
将来的に、太陽光発電パネル道路の路面で、電子道路標識・路面表示、車でのワイヤレス充電、電熱による融雪、インターネットのカバー、ビッグデータの収集・分析などの機能を段階的に実現させていく見込みだ。
この道路は、「通光性のコンクリート+太陽光発電部品+絶縁体による防護」の3層構造になっており、耐用年数や力学的変数、路面性能などの各指標は現在あるアスファルトコンクリート舗装の道路を上回っている。