2018年01月01日-01月05日
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青海湖の権威ある海図を作成

2018年01月03日

 中国交通運輸部(省)北海公海保障センター天津海事測量センターが担当する、青海湖の海図測量作業が終了した。これにより青海湖は初めて権威ある海図・デジタル海図を手にすることとなった。これは航行水域の船舶航行の監督管理に信頼性の高い基礎データを提供し、同時に青海湖海事監督管理部門の湖内水上交通安全監督管理及び緊急保障能力を高めていく。新華社が伝えた。
 青海湖は中国で最も美しい湖の一つとされており、毎年国内外から延べ50万人以上の観光客が訪れる。ところが青海湖にはこれまで長い間、権威ある海図・デジタル海図が存在せず、現地人は経験だけを頼りに航行していた。情報によると、天津海事測量センターは世界準メートル級測位精度を誇るディファレンシャル測位技術を使用し、各種手段によって多次元的に青海湖水中及び陸上の地形・空間地理情報を入手し、最終的に「青海湖海事監督管理専用図」を完成させた。これにより、青海湖の権威ある海図・デジタル海図が存在しないという現状を改善した。

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