国家能源局(エネルギー局)が2日に発表した情報によると、中国の昨年1−11月の太陽光発電量は前年同期比72%増の1069億kWhに達し、すべての発電量に占める割合は前年同期比0.7ポイント上昇した。また、太陽光年間発電量は初めて1000億kWhを上回った。中国新聞社が伝えた。
そのうち集中型太陽光発電量は932億kWhで、分散型太陽光発電量は137億kWh。2017年11月現在、中国太陽光発電累計設備容量は、前年同期比67%増の1億2579万kWに達しており、すべての電力設備容量に占める割合は2.7ポイント上昇の7.5%となった。
国家能源局新エネ司の関係者によると、太陽光発電産業の発展に力を入れることで、化石エネルギーの代替品となり、温室効果ガスと汚染物質の排出を削減できるため、環境保護にとって重要な意義がある。1069億kWhという太陽光発電量により、標準石炭の消費量を3300万トン削減し、CO2排出量を9300万トン削減できる。