中国石油化工集団(シノペック)が発表した情報によると、中国最大のシェールガス田である江漢油田◆陵シェールガス田(◆はさんずいに倍のつくり)の2017年の生産量は、60億400万立方メートルに達したことを明らかにしている。新華社が伝えた。
2017年のシェールガス販売量は前年比20%増の57億6300万立方メートルで、年間生産・販売目標を上回った。同ガス田は2017年まで累計150億立方メートル以上のシェールガスを生産しており、国のエネルギー構造調整を促進し、中東部のガス不足を緩和し、省エネ・排出削減の加速及び大気汚染の防止に積極的な作用を発揮した。
ガス田2期エリアでは、構造が複雑で、断裂が広がり続け、地中深くに埋蔵されているといった新たな難題に直面した。同社は難題解決の取り組みを強化し、生産・建設のペースを上げ、地下3500メートル以下に埋蔵されているシェールガスを掘り出す重要技術により進展を実現し、ガス田全体の安定生産と増産を保障した。