飛行士といっても、宇宙と空では置かれる環境がまったく異なる。パイロットから宇宙飛行士への転身、それはとても大きな飛躍となる。宇宙飛行士になろうとした場合、30種類以上の基礎理論と知識のほか、8大カテゴリからなる140種以上の訓練科目というスパルタ訓練を経験しなければならない。ここでは中国人宇宙飛行士たちの訓練の様子を紹介していこう。中央テレビ網が伝えた。
1999年7月26日、ロシアで無重力訓練を受ける宇宙飛行士の潘占春氏と費俊龍氏、翟志剛氏、劉旺氏(撮影・王校鋼)
2001年6月、湖北省で落下傘訓練を行う宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2002年2月22日、無重力環境における血液の移動に適応するための訓練をうける宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2003年、宇宙飛行士大隊の訓練館でロッククライミングを練習する楊利偉氏(撮影・朱九通)
2004年3月26日、サバイバル訓練をうける宇宙飛行士の費俊龍氏と聶海勝氏(撮影・朱九通)
2004年4月22日、震動実験台で震動訓練をうける費俊龍氏(撮影・朱九通)
2007年1月26日、天漠で砂漠サバイバル訓練をうける劉旺氏と趙伝東氏(撮影・朱九通)
2007年10月、無重力を想定した水槽で、水中船外移動訓練を実施する宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2007年11月、ブランコ型の訓練設備で訓練する宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2008年4月18日、低圧モジュール内で、宇宙服低圧試験を実施する宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2008年7月4日、低圧モジュールで船外移動の流れを確認する翟志剛氏(撮影・朱九通)
2008年7月18日、飛行プロセスシミュレーターで飛行操作訓練を実施する翟志剛氏と景海鵬氏、劉伯明氏(撮影・朱九通)
2008年8月4日、宇宙服製造部門で宇宙服を試着する宇宙飛行士(撮影・朱九通)
2010年9月16日、陸上船外移動訓練を実施する劉洋氏と陳冬氏(撮影・朱九通)
2010年10月20日、沙漠サバイバル訓練を実施する劉洋氏(撮影・朱九通)
2011年7月22日、モジュールの大気圏再突入時における抵抗力に耐える訓練を実施する王亜平氏(撮影・朱九通)
2011年11月2日、遠心シミュレーター装置で訓練する劉洋氏(撮影・朱九通)
2012年1月16日、人・宇宙船・ロケット共同実験モジュールで総合訓練を実施する景海鵬氏(撮影・徐部)
2013年5月11日、宇宙船シミュレーターで訓練する張暁光氏
2013年7月14日、音声実験モジュールで聴力テストを実施する費俊龍氏(撮影・朱九通)
2016年5月19日、飛行シミュレーターで操作方法を訓練する景海鵬氏と陳冬氏(撮影・朱九通)
2016年6月20日、遠心シミュレーター装置の中で重力訓練を実施する景海鵬氏(撮影・徐部)
2017年8月17日、煙台市で、海上救助訓練を実施する鄧清明氏ら宇宙飛行士(撮影・朱九通)