受動喫煙で一部の女性が不妊症になるという説があるが、中国の学者の最新の研究は国内外で初めて、これが誇張ではなく事実であることを証明した。24日に黒竜江中医薬大学付属第一病院から得た情報によると、家庭内で長期的に受動喫煙すると、PCO(多嚢胞性卵巣症候群)の患者や生殖能力がすでに低下している出産適齢期の女性にとってはまさに「泣きっ面に蜂」となることが明らかになった。同病院の呉効科教授とチームの李建博士らは23日、欧州の学術誌「Human reproduction」(電子版)の最新版にこの研究結果を発表した。それによると、受動喫煙によりPCOSの患者の男性ホルモンが活発に分泌され、代謝症候群になる確率が高くなり、排卵治療で妊娠後に流産する確率も上がる。同研究によると、PCOSの患者が母親となる願いをかなえるためには、家族の喫煙者が禁煙により協力する必要があるとしている。科技日報が伝えた。