移動通信システムの規格策定を行う標準化団体の3GPPが14日、米国で総会を開いた。第5世代移動通信技術システム「5G NR」(5Gで使う新しい周波数帯)独立ネットワーク構築機能を正式に凍結した。非独立ネットワーク構築NR標準が昨年12月に凍結されていることから、第1段階の全機能が揃った5G標準が正式に策定されたことになり、5G商用化は全面的にラストスパートの段階に入った。人民日報が伝えた。
中国工業・情報化部(省)の計画によると、中国は2020年に5G商用化を実現する。3大通信キャリアの中国移動と中国電信、中国聯通が国内各都市で5G試行を展開しており、2019年に商用化の完全実現に先立つ試験的商用化であるプレコマーシャルの開始を予定している。また、5G携帯電話も来年発売される予定だ。