27日に開かれた北京市北斗衛星測位技術・産業深度融合応用推進会において、北京市経済・情報化委員会が発表した関連データによると、北京地区の北斗応用のオンラインユーザー数は現在27万7000ユーザーに達しており、中小企業237社にサービスを提供している。また北京市の北斗端末応用普及台数は9万台以上に達しており、そのうち「北斗に基づくタクシー業界応用示範プロジェクト」の推進により、北斗車載端末が搭載されたタクシーは全市で3万3500台に達し、全市のタクシーの5割を占める。北斗はさらに「通州シェア自転車電子駐輪場試行」を実現し、その他の地区と都市で普及を推進し、都市の詳細な管理を促している。北京青年報が伝えた。
スマート交通への応用だけでなく、北京市は緊急早期警戒分野「北斗に基づく緊急災害通報システム」プロジェクトで携帯端末を4000台使用しており、全市16区の320ヶ所の郷鎮級行政単位をカバーしている。これにより全市の増水期の緊急災害救助能力を高めている。また、EC物流分野では、「北斗に基づくEC物流サービス応用示範プロジェクト」において物流車両1500台、配達員2万人に北斗に基づくECスマート車載端末、携帯端末を配備している。