カンボジアの密林からMH370便は確認できず

2018年 9月7日

 長光衛星技術有限公司地上基地は6日午後8時頃、雲が遮っていないカンボジアの密林のクリアな衛星写真を取得したが、そこからMH370便の残骸は見つからなかったことを明らかにした。科技日報が伝えた。
 マレーシア航空のMH370便は2014年3月8日に消息を絶ち、各国がその残骸を探し4年が経つが、これまでにインド洋で3つの断片しか見つかっておらず、同機の行方については現在も謎に包まれている。
 英国の技術専門家のイアン・ウィルソン氏は、グーグルアースでカンボジアの密林にMH370便の残骸を発見したと述べ、その座標を示した。また微博(ウェイボー)では、MH370便がカンボジアに姿を現したという4年前の投稿のスクリーンショットが投稿され、ネットユーザーから注目を集めていた。そのため、関連部門もしくは組織は無人機を派遣し探すか、衛星写真を撮影するべきというコメントも寄せられていた。
 長光衛星技術有限公司は4日、「すでに撮影のため10基の衛星を動員しているが、衛星が通過する際に雲に遮られている可能性がある。すでにデータを返している3基のうち、1、2基目が撮影した写真は雲が多く、かつMH370便の墜落地点と思しき場所が雲に遮られているため確認できなかった。3基目は雲のない写真を撮影し、カンボジアの密林の関連座標に航空機の残骸がないことが分かった」と発表した。
 リモートセンシング衛星はすでに、資源調査、都市計画、気候変動の観測、農林調査、基礎測量、地理情報サービスなど、国民経済の各分野に用いられている。また緊急災害救助でも欠かせない役割を果たしている。韋樹波氏は取材に対し、「ラオスの水害、九寨溝地震、メキシコ地震、バリ島の噴火、ハワイの噴火などの重大災害発生時に、当社は24時間内に被災地の画像を入手し、被災状況における判断に力強いサポートを提供した」と述べた。
 リモートセンシング衛星の数の増加に伴い、リモートセンシングがもたらす利便性が一般家庭への進出を加速する。韋氏は、「携帯電話をタップするだけで、被災地や目的地のリアルタイムの映像を目にできるようになるだろう」と話した。


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