北京市交通管理局への取材によると、自動車の現場での処罰、非自動車もしくは歩行者の現場での処罰、交通管理「12123」プラットフォームなどで、22日より微信(WeChat)及び支付宝(アリペイ)のQRコードスキャンによる反則金納付の新たな方法が利用可能になる。
これまで交通違反行為によって現場で処罰を受けると、当事者は交通法執行ステーション、中国工商銀行の店舗、ネット銀行などによって反則金を納付する必要があった。手続きが複雑な上に、何度も足を運ばなければならなかった。
交通違反の当事者は22日より、反則金を支払う際にこれまでの方法を使用できるほか、微信や支付宝により現場の違反切符のQRコードをスキャンし納付することができるようになり、銀行や窓口で列に並ぶ手間が解消された。
ただ、その有効期間が4時間であることに注意が必要だ。当事者は違反切符を切られてから4時間内に、QRコードのスキャンで納付できる。4時間をオーバーした場合は、従来の方法で納付するしかない。なお、当事者によるスキャン成功後、当該QRコードは無効になる。