2019年03月11日-03月15日
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今後10年、月に中国人の足跡を留める

2019年03月11日

 10日、全国政協第13期第2回会議の2回目の全体会議で、全国政協委員、中国月探査プロジェクト総設計師の呉偉仁氏は「今後10年ほどで、月の南極には中国が主導し各国が参加する月面科学研究拠点が現れる。月に中国人の足跡を留め、中国は世界の宇宙強国の先頭集団に仲間入りする」と述べた。科技日報が伝えた。

 呉氏によると、広大なる宇宙への長期的な探査、複雑で未知の地球・月宇宙環境、深宇宙のコントロール通信などの難題を見据え、月探査プロジェクト開発チームは革新に挑み、多くの世界初を実現している。中国は初めて分解能7メートルの全面的な月の立体図をかき上げ、世界記録を8年維持している。初めて月のラグランジュ点(L2点)で長期的な探査を行った。初めて月の地下200メートル前後の地質断面図をかき上げた。

 呉氏は「中国の月探査プロジェクトは平和的利用、協力・ウィンウィンという基本的な原則を守っている。中国は一部の資源を自ら開放し、複数の国の科学機器や設備を搭載している。また得られた貴重なオリジナルの探査データを全世界に開放している。大国の責任と胸襟を十分に示し、国際社会から十分に評価され広く称賛され、国の政治と外交を力強く支えている。広大なる宇宙を探査し、宇宙を平和的に利用する中国の道を歩んでいる」と話した。

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