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中国、時速70キロのスーパー清掃車が登場

2019年03月28日

 中聯重科環境産業有限公司が26日に湖南省長沙市で開いた製品発表会において、独自開発された新型「スーパー清掃車」が注目を集めた。この清掃車は一般的な清掃車の3−4倍の走行速度で、道路上のゴミを分別しながら集めることができる。「強モード」の速度は時速40キロ、「衛生維持モード」は70キロ。清掃効果と効率は従来の製品より75%向上されている。科技日報が伝えた。

 40キロという清掃速度は何を意味するのだろうか。これはつまり長沙市から広州市(広東省)までを清掃するのに1日しかかからないということだ。40−70キロで作業する「スーパー清掃車」は高速道路や高速環状線において、清掃車の作業による渋滞問題を解消する見通しだ。

 この新型高速清掃車は、同社が道路高速清掃を見据え開発した新たな「神器」だ。主に高等級道路、都市幹線道路、環状線、空港などのアスファルト・コンクリート舗装の道路における、大面積・長距離高速清掃及び衛生維持に適している。

 この清掃車は「路上ゴミ分別高効率多相流吸着」の技術的原理に基づき作られた。従来の清掃車と比べ、清掃速度と能力が飛躍的に向上した。独特な全浮動一体式皿型二枚吸口は、ゴミの層ごとの剥離と段階別の吸引により、最大吸引能力を従来の清掃車の2倍にした。タンデムゴミ箱構造により、木の葉などの軽いゴミと泥・砂などの重いゴミを別々に吸引することで、ゴミの積層とゴミ箱の最大限の利用を効果的に実現している。またこの清掃車は低騒音ターボ扇風機技術とマルチシステム動力省エネ制御技術の使用により、作業中の騒音をさらに下げ、30%以上の省エネ効果を達成した。

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