中国鉄建股份有限公司が18日に明らかにしたところによると、中国鉄建第四勘察設計院集団有限公司が筆頭で担当する「北斗測位システムに基づく鉄道及び水運分野応用技術研究」が、4年の研究開発を経て完了した。同研究は中国の鉄道調査測量が完全にGPSに依存するという問題を解決し、北斗システムによる完全な置き換えを実現でき、中国の交通分野における「中国発のソリューション」模索の画期的なイノベーションとなる。新華社が伝えた。
中国鉄建第四勘察設計院の曹成度チーフエンジニアは、「北斗測位システムに基づくプロジェクト測量の主な優位性は、衛星測位の自主制御というところに現れている。北斗測位技術は地上増強により高精度測位を実現でき、応用範囲は従来の伝統的な衛星測位よりも広くなる」と説明した。