2025年01月06日-01月10日
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中国製CPU「飛騰」シリーズ、販売総数1000万個を突破

2025年01月10日

 中国電子情報産業集団(中国電子)が開発した中国製CPU「飛騰(Phytium)」シリーズが、累計販売数1000万個を超えた。このCPUは、国家重点プロジェクトや主要産業で幅広く使われており、エッジデバイスやクラウドデバイスなどの各種デバイスに対し、中核的な計算能力の支援を提供している。人民網が伝えた。

 半導体チップは情報化時代の発展における基盤である。中国電子の「飛騰」チームは、オンチップ並列マイクロプロセッサアーキテクチャ、大規模集積回路の設計・実装、内生的セキュリティアーキテクチャなど、複数の重要技術でブレイクスルーを果たし、10種類以上の高性能CPUを開発・発表し、中国製CPUの独自開発の道を切り開いている。

 2024年以降、次世代サーバーチップ「飛騰騰雲S5000C」が主要産業に導入されている。また、次世代デスクトッププロセッサチップ「飛騰騰鋭D3000」が発表され、高性能かつ安全で信頼性の高い計算能力と業務環境を提供している。特に、AI計算能力ニーズの爆発的な増加に直面し、中国電子は「CPU+XPU」の製品ラインナップの展開を加速させており、主要な国家プロジェクトや各業界のデジタルトランスフォーメーションを支援している。

 
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