中国科技新聞学会は7日、同学会が選定した2024年度の「科学技術ニューストップ10」を発表した。中国新聞網が伝えた。
2024年度の「科学技術ニューストップ10」は下記の通り。
・「科技三会」(全国科技大会、国家科学技術奨励大会、両院院士大会)が同時開催。
・月探査機「嫦娥6号」が世界初の月裏側自動サンプルリターンを実現し、中国宇宙飛行の記録を再樹立。
・タクラマカン砂漠の「接合」プロジェクトが完了、世界最長の砂漠環状グリーン生態保護地帯を構築。
・新しく改正された「中華人民共和国科学技術普及法」が、全国人民代表大会常務委員会で可決。
・中国の科学者が主導するヒトプロテオーム国際ビッグサイエンス計画が始動。
・中国初の国産モバイルOSが発表され、OSの独自化を実現。
・中国の科学者が新たな反物質「反超水素−4」を観測し、人類の反物質の探査で前進。
・中国独自開発の300メガワット(MW)級Fクラス大型ガスタービンが上海で点火に成功。
・中国科学者博物館が開館し、科学技術者の精神の殿堂になる。
・ビッグサイエンス装置である江門ニュートリノ実験検出器メイン装置が完成。
画像は人民網日本語版(CCTV提供)より