2025年02月17日-02月21日
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「DeepSeek」対応チップメーカーが増加

2025年02月17日

 中国ではクラウドサービス企業を中心に大規模言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」への対応が進んでいるが、ハードウェアの面でも、15社以上のチップメーカーが対応するようになり、関連するスマートコンピューティング一体型マシンの製品化も進んでいる。中国新聞網が伝えた。

 北京市にある国産チップ開発企業では、春節(旧正月)連休明けの最初の営業日に、開発者がDeepSeekへの対応が完了したと発表した。同社の責任者は「これまで他の非オープンソース大規模言語モデルに対応する場合は、モデル開発企業との間で話し合いを行う必要があり、長い時間がかかっていた。しかし今回は1週間だけで対応が完了した」と話した。

 ハードの提供側見ると、複数の携帯メーカーや自動車メーカーがここ数日、「自社製品をDeepSeekモデルと接続させ、直接にネットワーク化して使用できるようになった」と相次いで発表した。現在、大規模言語モデルに携わる一部の企業が、DeepSeekよりもさらにコンパクトなAI(人工知能)言語モデルの開発を進めており、将来的はデバイスである携帯電話やタブレット、自動車に直接搭載できるよう目指しているという。

 
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