中国は11日、文昌宇宙発射場で長征8号Aキャリアロケットを使用し、衛星インターネット低軌道02組衛星を打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは無事成功した。これは次世代キャリアロケット「長征8号A」の初飛行となる。中国新聞網が伝えた。
「長征8号A」は「長征8号」ロケットをベースに改良されたもので、ロケットの高さは50メートルを超え、離陸重量は約371トン、離陸推力は約480トン。
中国航天科技集団の曽耀祥氏は「長征8号シリーズキャリアロケットには現在、3つの構成があり、長征8号Aロケットは最新のロケットとして、積載量と積載スペースの両方が向上し、地球中低軌道の衛星コンステレーションの打ち上げ需要を満たすことができる」と述べた。
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