2025年世界インターネット大会烏鎮サミット「インターネットの光」博覧会が11月6~9日、中国浙江省桐郷市烏鎮で開かれた。大会には、国際的著名企業などオンラインとオフライン合わせて670社が参加した。中国新聞網が伝えた。
「AIとの共生、AIが切り開く未来」をテーマとする今回の博覧会の最大の見どころは、来場者がAI技術を体感できるインタラクティブな展示だ。ロボットバンドによる演奏や、エンボディドAIロボットによる格闘技戦のほか、ロボット理学療法士や家庭用コンパニオンロボットとの直接的な交流も楽しめる。
博覧会組織委員会の関係者によると、今年は「発展理念エリア」をはじめ、「グローバルリーディング」「モデルパイオニア」「スマート産業」「デジタルスマートエコシステム」など7つのテーマ展示エリアを設けたほか、エンボディドAIやデジタルスマート観光などを重点に据えた「スーパー体験館」も新設した。この展示館では100を超える新製品・新技術の発表や関連テーマイベントが行われた。
注目すべき取り組みとして、今年は初めてロボットによる案内・解説を導入した。開幕式には人型ロボットを起用し、来場者には高性能スマートリストバンドを配布。没入型の観覧体験を提供した。

(画像提供:人民網)