ドイツ・ベルリンで現地時間20日、国際鉄道技術専門見本市のイノトランスが開幕した。同日には、中国が知的財産権を100%保有する時速600キロメートルの高速リニア交通システムが初めて欧州でお目見えし、広く関心を集めた。
同システムは2021年に中国の山東省青島市でラインオフし、現時点で世界最高速度を実現できる陸上交通ツールであり、世界で初めて時速600キロメートルに達するよう設計された高速リニア交通システムでもある。このシステムには故障予測・安全管理システム、災害予測警告プランが搭載され、自動運転、リアルタイムモニタリング、自動警告、遠隔オペレーションが一体化した総合スマートプランを実現することが可能となっている。