北京大学
大学の概要
名称 日本語 | 北京大学 |
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英語 | Peking University |
主管部門 | 教育部 |
本部所在地 | 北京市海淀区頤和園路5号 |
土地面積(㎡) | 2,741,118 |
建物面積(㎡) | 2,197,523 |
ウェブサイト(URL) | https://www.pku.edu.cn/ |
「双一流」構築大学 | 一流大学一流学科 |
院士数(2021年調査時) | 中国科学院:90中国工程院:25 |
予算(2021年度:万元) | 2,213,390 |
沿革
北京大学は1898年に創立され、最初の校名を「京師大学堂」という。中国で最初の国立の総合大学であると同時に最高教育行政機関でもあった。戦時下の1937年から清華大学、南開大学とともに湖南省長沙で長沙臨時大学、昆明で西南連合大学と変遷を遂げたが1946年に北京に復帰した。2000年に旧北京医科大学と合併し、理学部、情報工学部、人文学部、社会科学部、医学部からなる現在の「北京大学」となった。
特徴
中国近代史上初めての国立総合大学であり、中国の学術研究人材の宝庫として科学研究と教育の社会サービスを一体化した総合的な大学。中国が現代化事業を推進するにあたって重要な地位を占め、教育と科学研究の中心として内外から高い評価を受けている最高峰の大学。1998年、北京大学100周年の際、中国政府の支援のもと「世界一流大学創建計画」である国家「985プロジェクト」が開始された。2017年9月、「双一流」構築大学に選出された。
学部・大学院
構成
数学科学、物理学、計算機科学技術、化学・分子工学、生命科学、地球・空間科学研究、環境学、心理学、マスメディア学、中国言語学、歴史学、考古学、哲学、宗教学、国際関係学、経済学、光学管理学、法学、情報管理学、社会学、政府管理学、外国語、マルクス主義学、体育教学研究学、芸術学、元培学(教養基礎)、情報科学技術学、中国経済研究学、教育学、工学、医学、人民武装学(軍事理論)、国際合作学(生涯職業設計)、ソフトマイクロエレクトロン学 人口学、海外中国語教育学、都市環境学、環境科学工学、分子医学
学生数(2021年調査時)
本科生 | 46,113 |
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修士課程 | 17,277 |
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博士課程 | 12,464 |
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専任教員数(2021年調査時)
3,401
研究活動
国家重点学科
人文社会学:(一級学科)哲学、法学、政治学、社会学、中国語言語学、歴史学 (二級学科)理論経済学、国民経済学、基礎心理学、英語言語学、インド語言語学 理学:(一級学科)数学、物理学、化学、地理学、大気科学、生物学 (二級学科)天体物理、固体地球物理学、構造地質学 工学:(一級学科)力学、電子科学技術、計算機科学技術 (二級学科)通信情報システム、原子力技術応用、環境科学、 医学:(一級学科)口腔医学、薬学 (二級学科)免疫学、病理学、内科学、小児科学、精神病衛生学、外科学、婦人産科学、眼科学、腫瘤学、運動医学、流行病衛生統計学 管理学:(二級学科)企業管理学、教育経済管理学、図書館学
国家重点実験室
国家放射光実験室、合肥ナノスケール科学国家重点実験室、火災科学国家重点実験室、原子核及び電子学国家重点実験室、音声及び言語情報処理工学国家重点実験室、国家高性能コンピュータセンター、安徽蒙城地球物理国家野外科学観測研究ステーション、安定強磁場科学センター、量子情報及び量子科学技術先端共同イノベーションセンター
研究開発経費(2017年収入:千元)
2,846,243
国際交流(2021年調査時)
留学生数
6,857(119ヵ国、2019年末時点)
留学生宿舎数
北京大学中関新園、北京大学勺園など、規格や条件の異なった留学生宿舎を用意している。
海外大学との交流(協定校数)
ハーバード大学、イェール大学など多くの大学と交流関係をもつ。環太平洋大学協会(APRU)、国際研究型大学連合(IARU)、東アジア研究型大学協会(AEARU)などの国際高等教育組織に加盟。2014年に北京大学の主導で成立した生態文明国際大学連盟(GAUSF)には京都大学が参加。その他日本の提携として創価大学、日本大学、慶応大学、早稲田大学、法政大学、東京大学、北海道大学、岩手大学、九州大学、東北大学、大阪大学、名古屋大学、学院大学、関西大学、学習院大学、一橋大学、東京工業大学、北陸大学、中央大学、神戸大学、共立女子大学、大阪経済法科大学、新潟大学、立命館大学、駒澤大学がある。
付属病院
北京大学人民医院、北京大学第一医院、第三医院、第六医院、北京大学腫瘤医院、北京大学首都鋼鉄医院、口腔医院、深圳医院、北京大学国際医院、北京大学滨海医院