格物究理(かくぶつきゅうり)
意味
この言葉は科学技術の探求に関する中国の古き成語であり、現代では、物事の本質を追い求めることで深く理解し、科学真理を追求することを意味している。因みに、「格物」は、物 事の道理をきわめることを意味し、「究理」は、物事の道理や法則を明らかにすることを意味している。
原文
“其无待于外,近之于复性正心,广之于格物穷理。”
注:方孝孺(ほうこうじゅ、1357年~1402年)は、明初期の儒学者、思想家であり、別名は方正学である。建文帝からは重用され、翰林侍講学士に抜擢され、国政改革に従事し、徳 治による政治体制を目指していた。