【22-035】《創新創業》2021年イノベーションと起業のための中国帰国留学生数が初めて100万人を突破
JST北京事務所 2022年06月17日
5月26日、「世界重要人材センターとイノベーション高地の建設と整備の加速」をテーマとした国際人材交流大会（CIEP[1]）深圳フォーラムがオンラインで開催された。中国科学技術部長王志剛が基調講演を行い、2021年にイノベーションと起業ために中国に帰国した留学生の人数が初めて100万人を突破したことを明らかにした。また、外国人就労者への就労許可証が累計118万人に発行されたことも報告された。光明日報の記事が中国政府サイトに掲載された。
このほか、王部長は、以下の点に言及した。
中国の国家イノベーションランキングの順位は2017年度の第22位から2021年度の第12位まで上昇した。全国の研究開発投資総額は2兆7900億元、技術契約高は3兆7000億元、ハイテク製品の輸出額は9,800億ドル、国際特許出願件数は6万9000件を超えて世界一となった。
また、中国は科学技術イノベーションの開放度を高めるよう努めており、世界共通の課題に対処するために中国の知恵を積極的に提供している。現在、中国は世界160以上の国や地域と科学技術協力を結び、200以上の国際機関や多国間機構に参加している。国際熱核融合実験炉（ITER）、地球観測に関するグループ（GEO）、平方キロメートル電波望遠鏡（SKA）などの一連の国際科学プログラムやプロジェクトに積極的に取り組んで、健康、気候変動、クリーンエネルギー、人工知能、生物医学、現代農業などの分野で国際交流と協力を推進し、地球規模の問題に対してより中国科学技術のソリューションに貢献しようと努力している。
注：《創新創業》とは
中国語で"創新"はイノベーション、"創業"は起業を指す。
1．Conference on International Exchange of Professionals の略称
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