【25-34】中国、中央経済工作会議を開催 AI・脱炭素分野などを重視
Science Portal China編集部 2025年12月15日
中国は12月10~11日、北京で中央経済工作会議を開き、来年の経済運営方針を示した。習近平国家主席が演説し、2025年の経済運営を振り返るとともに、2026年に向けた重点課題を示した。会議では、内需拡大と供給の最適化を進める方針を確認し、「安定の中で前進を図る」とする基本姿勢の下、全国統一大市場の整備や重点分野のリスク管理を進めるとした。また、「第15次五カ年計画」(2026~2030年)については、良好なスタートを目指すとした。
科学技術分野では、イノベーションを重視する姿勢を示し、教育・科学技術・人材育成を一体的に進める方針を掲げた。北京(北京・天津・河北)、上海(長江デルタ)、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオ)を国際的な科学技術イノベーション拠点として整備し、企業が研究開発に関与する体制の強化や、新興分野の知的財産保護制度の整備を進めるとした。また、「人工知能(AI)+」の取り組みを拡大し、AIガバナンスの整備を進める方針も示された。脱炭素では、カーボンニュートラルと二酸化炭素排出量のピークアウトを目標として引き続き掲げ、省エネ・低炭素技術の導入や新型エネルギー体系の整備、炭素排出権取引市場の運用などを進めるとした。
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