【25-35】来年8月開催の世界人型ロボット運動会、種目とルールを募集
JST北京事務所 2025年12月18日
今年に続き、2026年8月に開催が予定されている世界人型ロボット運動会の種目とルールの公募が12月4日から始まった。締め切りは来年1月31日。
2025年の運動会は、多くの種目で人型ロボットとして脚部を有することが求められていたが、実際の応用シーンを想定した種目では車輪付きも認められていた。競走競技では、完全自律型の場合、結果のタイムに0.8の係数をかけて評価された。このルールにより100m走では優勝者が入れ変わり、タイムが最上位ではないロボットが優勝した。さらに、サッカーはどのチームも共通のロボットを用いて行われた。
主催する世界人形機器人運動会のサイトには、種目とルールの公募に関する公告と申請フォーム(募集情報表)が掲載されている(参考リンク参照)。当事務所による日本語の仮訳は こちら にあるが、申請の際は中国語版に記入し、提出する必要がある。
申請フォームを見ると、競技のグループ分け提案の欄には、「大学・大学院」などのカテゴリーが例示されている。これは、企業製作のロボットと学生製作のロボットを、別カテゴリーとして取り扱う提案もできるということだろう。
提出先は、下記参考リンクにメールアドレスが記載されている。関連資料がある場合は申請フォームと共に組織委員会が指定するメールアドレスへ送付することが求められている。
申請書類は事務局に直接送付することも可能だが、提案や質問などを翻訳する必要がある場合、JST北京事務所では、NEDO北京事務所と協力して、サポートすることが可能だ。もし必要な場合は、こちらのメールアドレス まで御連絡いただきたい。
参考リンク