内蒙古北方重工業集団有限公司で13日、中国が独自に開発した3.6万トン垂直型押出機が、1本目の基準をクリアした肉厚継目無鋼管を製造した。このプロジェクトの製造調整の全面的な成功を意味し、大 径肉厚の特殊鋼管が長年輸入に頼っていた状況を打開した。この押出機は、大経の肉厚継目無鋼管を製造する世界でも圧力が最大の押出機。「人民日報海外版」が15日伝えた。
内蒙古包頭市科技局が2日明らかにしたところによると、中国独自の設計・製造による、知的財産権をもつ、国家重大インフラ設備「超高圧肉厚継目無鋼管垂直押出機」の 製造テストが北方重工業集団でひとまずの成功を収め、先月26日に無事に肉厚継目無鋼管が作り出された。
同プロジェクトの完了後、世界で最も強度が高い肉厚継目無鋼管が製造されるようになる。これにより、中国の発電所建設に急きょ必要となっている肉厚継目無鋼管が提供されるほか、大量の外貨を節約できる。さ らに先進国の技術封鎖を打ち破ったことにもなる。