2009年08月10日-08月14日
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アジアエネルギーフォーラム、毎年広州で開催へ

2009年08月13日

 アジアのエネルギー交流と発展を話し合う「第1回アジアエネルギーフォーラム」がこのほど、広州で盛大に開幕した。このフォーラムは、呉建民・元フランス大使を筆頭に国内外の著名な学者や企業家、ア ジアのエネルギー協会が共同発起したもので、国際エネルギー機関(IEA)やアジア各国のエネルギー部門、企業などからも支援を受けている。「科技時報」が12日伝えた。

 全国人民代表大会常務委員会の成思危・元副委員長はあいさつの中で、「新エネルギーによる産業革命は、蒸気・電力・コンピュータに続く、第4次産業革命を主導するものだ。石油需要の圧力を緩和し、二 酸化炭素の排出を削減し、環境汚染による危害を軽減することができる。長期的には、気候温暖化問題の解決は金融危機よりももっと大切だ。と うもろこしやサトウキビを主体エネルギーとするバイオマス原料への依頼を解決し、さらに多くの土地を食糧危機の解決にあてることができる」と述べた。

 第1回アジアエネルギーフォーラムは、「エネルギー革命、成長・エコロジー・協力」をテーマに、エコアジア・調和国家の建設を使命とし、世 界的な金融危機下でアジアのエネルギーの発展に直面する新たな問題、新たな動向、新たなチャンスについて話し合い、アジアのエネルギーのすう勢を展望するとともに、アジアの経済成長とエネルギー革命、金 融危機とアジアのエネルギーの発展、エネルギーと低炭素経済などのテーマについて深い議論を行った。同フォーラムの年次総会が今後も広州で開かれる。

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