中国が独自に設計・建造した初の18万トン級ケープサイズばら積み貨物船「河北領先」号の命名・引渡し式がこのほど、大連船舶重工集団のふ頭で行われた。科学時報が30日伝えた。
「河北領先」号の設計理念と主な技術規範は河北遠洋集団が提供したもの。同船は中国が独自に開発し、完全に知的財産権を有する新しい船型で、主な技術パラメーターは日本や韓国の同タイプの船舶より優れ、現 代の世界先端水準に達し、「中国型」18トン級ばら積み貨物船と呼ばれる。船体は長さ295メートル、幅46メートル、満載喫水18.1メートル、載貨重量18万トン、設計速度15ノット。港湾に停泊しやすく、貨 物を積みやい上、経済的といったメリットがあり、登場するやいなや注文が殺到している。