中国長江三峡集団公司は11月29日、中国のカラチョウザメ研究の権威機関、カラチョウザメ研究所が初めてカラチョウザメの冷凍精液を利用して「水中の生きた化石」と いわれるカラチョウザメの人工繁殖を行い、同研究所の三峡ダム基地で2代目の稚魚の孵化に成功したと発表した。北京日報が1日伝えた。
カラチョウザメの人工繁殖の初歩的な成功は稀少な野生のカラチョウザメに頼ることなくカラチョウザメを長期的に保護していく有効な手段であるとともに、野 生のカラチョウザメの自然産卵に人工的な手を加える必要がなくなり、野生資源をよりよく保護していくことにつながる。