2009年12月07日-12月11日
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国内初、電動自動車がラインオフ

2009年12月08日

 デンマーク・コペンハーゲンで行われる国連の気候変動に関する国際会議(COP15)開幕前日となった6日、中国初の電動自動車「奔奔I電動自動車」が長安汽車渝北自動車製造工場でラインオフした。長 安汽車の徐留平・董事長によると、同車種は来年下半期に正式に発売されるという。「重慶晩報」が7日に伝えた。

 「奔奔I電動自動車」は長安汽車の専門家チーム200人が2年をかけて開発したもので、国際的にもトップレベルの技術を誇る高速電動自動車だ。ゼロエミッション、省エネ、高性能などの特長を持ち、そ の各機能・性能指標は、国内の同分野では一流のレベル、世界的にもトップレベルを誇る。

 徐董事長は「現在、電動自動車の製造コストは、普通の自動車よりも10-15万元高い。今後、リチウム電池の技術がブレークスルーを果たし、大量生産が行われ、さ らに国と企業から電動自動車に対する資金補助がつけば、一般市民の家にも電動自動車がいきわたることになるだろう。2015年までには、長安電動自動車の産業化が形成され、市民に使用されることになるだろう」と 述べる。

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