吉林省長春市委員会の高広濱書記は7日、中国光学科学技術館を長春市に建設することを発表した。来年10月に開館予定。新華社のウェブサイト「新華網」が7日伝えた。
中国光学科学技術館は同市の浄月経済開発区に位置し、建設面積は3万平方メートル以上、光学科学普及教育をはじめ、光学科学技術史や科学技術成果の展示、光 学科技情報交流などマルチ機能が一体化した国家級専門展示館。すでに屋根が完成し、2010年10月には開館予定。
同技術館は中国で初めて光学科学技術を専門に展示する展示館で、5つの展示ホールと2つの歴史ホールが設置される。
南開大学の母国光院士によると、同技術館の建設目的は、展示・検索・イベント・実践などを通じて、参観者に光の知識に触れてもらい、触発を受けることで光への探索とイノベーションにつなげると同時に、光 学科学技術研究者に国際的な交流プラットフォームを構築することだという。