中華医学会眼科学分会の黎暁新主任委員は22日、世界先端の中国眼科学大型総合博物館が江蘇省南通大学付属医院に建設されることを発表した。中国新聞社が伝えた。
先に開かれた中国眼科博物館の記者会見で黎教授は、国家眼科博物館として中国の眼科学の歴史と卓越した貢献を展示し、眼科学の知識普及と眼病予防に役立てると説明。南通市政府と中華医学会が共同で設立、建 設面積は2000平方メートルですでに実施段階に入ったという。
博物館の関係史料と所蔵品を増やすため、古代、近現代、現代の書籍・写真のほか、医療機器、医療服、著名人物の手記、遺物、文献資料、伝統的な眼科秘伝処方、漢方薬材、針具、病理標本・医 療文書などを国内外、特に眼科学界に向け、寄贈や代理保管をはじめ、借展示、複製、買取など様々な方法を通じて公開募集する。