国家測量製図局はこのほど、測量事業の発展を反映した中国初の青書「測量青書--中国測量事業発展研究報告2009」を発行した。青書の中で、中国の測量事業はすでに、これまでの伝統的な方法から、デ ジタル化へと大きな転換を遂げ、情報化に向けてまい進していると指摘された。新華網が30日に伝えた。
青書はまた、中国の測量事業は地理基礎情報、測量・製図設備、地理情報産業などの分野ですばらしい業績を果たしたと指摘する。
中国はすでに▽国家高精度衛星位置測定ネットワーク▽高度コントロールネットワーク--などの測量システムを建設・完備したほか、一連の国家基本比率地形図を制作・更新し、5万分の1、2 5万分の1の地理情報データバンクと地上測量データバンクを完成させた。
また、測量衛星、極地測量など、重大な測量プロジェクトも順調に進められており、測量科学技術のイノベーションレベルは高まっている。現在、中国の地理情報産業規模はすでに600億元を上回っており、関 連機関も1万以上、従事者は40万人以上に上る。
測量青書は今後定期的に出版されるという。