2009年12月28日-12月31日
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中国初、高精度ナビ内蔵無人トラクターを開発

2009年12月31日

 中国工程院院士で華南農業大学教授の羅錫文氏率いる学術チームが農業機械ナビゲーションの鍵となる技術に対し踏み込んだ研究を行った。CDGPS(Carrier Phase Differential GPS)自動ナビゲーションコントロールシステムを内蔵する中国初の無人トラクター「東方紅X-804」型トラクターの開発に成功したのだ。中国科技新聞学会は29日午後に北京で、中 国科学技術協会科技期刊と報道関係者向けの説明会を開き、「農業工程学報」の最新号に掲載されるこの成果を発表した。中国新聞網が30日伝えた。 

 羅教授のチームが独自に開発したRTK-DGPS自動ナビゲーションコントロールシステムは自動のナビゲーションと方向転換コントロールを可能にし、農業トラクターの無人操縦を実現した。実 際に農地で試験を行ったところ、RTK-DGPS自動ナビゲーションコントロールシステムを内蔵する無人トラクターは毎秒0.8メートルの速さで前進、直線での誤差は最大0.15メートル、平 均誤差は0.03メートルで、ナビゲーションの精度は世界先端の水準に近いことがわかった。

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