2010年04月19日-04月23日
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上海万博・中国館 「デジタルインタラクティブ教室」が登場

2010年04月28日

 華東師範大学ソフトウェア学院の何積豊院長率いる研究チームは上海万博会場で「デジタルインタラクティブ教室」を開講した。この「デジタルインタラクティブ教室」は、2年後には全国的に普及され、こ れまでの教学方式を覆すこととなるという。

 「デジタルインタラクティブ教室」は▽タッチパネル式の液晶ディスプレイ▽電子講義台▽電子ホワイトボード▽電子カバン--の、4つの設備からなる。

 「電子講義台」は、教師がパソコンを使って操作する場所で、パソコンは無線ルータを通じ、学校のメインサーバーと接続している。

 学校側はさらにネットワークを通じ、デジタル出版プラットフォームから電子教材や補習用教材などを購入できる。

 液晶ディスプレイはタッチパネル式のため、教師は直接手で板書をし、プロジェクターを通じてその内容を電子ホワイトボードに投射することが可能だ。

 電子カバンは、デジタル出版プラットフォーム、学校のメインサーバー、電子書籍閲覧端末などから構成され、学生は「デジタルデスク」、「電子書籍閲覧端末」、「3G携帯」などを駆使して授業を受ける。

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