中国財政部は1日、新エネルギー車の個人購入に対する補助制度を上海、長春、深セン、杭州、合肥の5都市で6月1日から試験導入することを明らかにした。補助金は中央財政から一括で支払われ、補 助対象は個人が購入・使用するプラグイン型のハイブリッド車(HV)と電気自動車だという。新華網が1日伝えた。
補助金額は動力電池ユニットのエネルギーによって決められ、条件を満たしていれば、1キロワット時当たり3000元(約4万円)の補助が支給される。プ ラグイン型のバイブリッド車は1台当たり最高5万元(約67万円)、電気自動車は最高6万元(約81万円)の補助が与えられる。補助金は自動車メーカーに支給され、補 助分を控除した価格で個人消費者やレンタカー会社に販売される。試験期間、プラグイン型のハイブリッド車と電気自動車の販売台数がそれぞれ5万台に達すれば、補助金額を引き下げるということだ。