関係部門が明らかにしたところによると、今年年末までの打ち上げが予定されている月探査衛星「嫦娥2号」は、予定より早く打ち上げられる可能性があるという。中国の月探査第2期計画の先導衛星である「嫦娥2号」は、西昌衛星発射センターから打ち上げられ、120時間余りで月に到着、「嫦娥3号」の月面軟着陸のために、要となる技術のテストを実施するほか、着陸エリアの高精度画像記録を行う。「中国網」が31日に伝えた。
専門家によると、今後数年間、有人宇宙飛行プロジェクト・月探査プロジェクトの進展に伴い、一連の打ち上げ任務も行われていくという。嫦娥衛星や神舟宇宙船などの集中的な打ち上げは、中国による宇宙の大規模な平和利用の時代が到来したことを示している。