2010年10月18日-10月22日
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綿陽に「軍民融合産業モデル都市」建設へ

2010年10月25日

 「中国(綿陽)科技城科学技術博覧会」および「軍民融合ハイテク成果交易会」が22日、開かれた。綿陽科技城(サイエンスシティ)は「中国特有の軍民融合による経済発展促進モデル都市」建設を目指し、2015年までに軍民融合産業の生産高を1500億元にする計画。24日付「科技日報」が伝えた。

 四川省綿陽市委員会の呉靖平書記によると、軍民融合はずっと綿陽科技城建設の最重要任務であり最大の特色だった。現在、綿陽市は「中国特有の軍民融合による経済発展促進モデル都市」の建設を目指し、発展計画の作成を急いでいる。サイエンス・ニュー・シティ(建設投資額200億元以上)、空気動力ニュー・シティ(投資額100億元以上)、航空ニュー・シティ(投資額50億元以上)が次々と建設される予定。モデル都市の建設が進むにつれ、2015年までに綿陽市の軍民融合産業の生産高は1500億元、工業増加値は450億元に達する見通し。

 四川省綿陽市は政府の認可によって建設された唯一のサイエンスシティで、今年は軍民融合産業において600億元の生産高が見込まれている。

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