2010年12月01日-12月03日
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中国第二のGPS産業パーク、重慶に誕生

2010年12月03日

 広さ20ヘクタール、投資総額50億元の国立GPS(全地球測位システム)応用産業基地「北斗衛星導航産業パーク」が1日、重慶の両江新区に誕生した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 重慶の両江新区ハイテク産業パークに位置する同産業パークは、衛星測位、時報、通信など北斗衛星ナビゲーションシステムの普及・応用といったハイテク技術産業に重点をおき、アプリケーション端末や部品製造、コアチップ開発、アプリケーションソフト開発、北斗衛星に係わる関連産業を誘致し、「部品、端末、システム」の産業チェーンを形成する。北斗西南運営センター、国家級衛星測位製品認証センター、国家級衛星測位研究開発・スマートグリッド工程技術センターを含む衛星関連企業100社、従業員1万人以上を誘致する計画。2015年には100億元、2020年には500億元を上回る生産規模が見込まれる。

 同産業パークは、上海に次ぐ国内で2カ所目の北斗衛星関連産業パークで、西南部および全国の情報産業パークの建設を積極的に牽引する役割を果たす。

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