国家電網公司初となる220キロボルトのスマートグリッドを導入した西○(さんずいに径の右側)変電所(江蘇省無錫市)がこのほど稼動を始め、モノのインターネット技術を通じてセンサーコントロール・ネットワークを構築し、当直・パトロールの無人化を実現した。2日付新華社が伝えた。
従来の変電所と違い、スマートグリッドだと場所をとらず、ケーブル材料を節約できる。西○変電所はモノのインターネット技術を利用してセンサーコントロール・ネットワークを構築、浸水・煙・温度・湿度を検知するセンサを385カ所、高解像度の監視カメラ55台、赤外線カメラ2台のほか、音声と光で知らせる警報器を設置し、変電設備の検知・判断・対応の完全自動化をはかった。
国家電網公司の孫竹盛研究員によると、西○変電所のスマートグリッド導入は計画通りに行われ、設計・構築ともに全国トップレベルにあるという。